大好きな彼から「面倒な女」や「重い女」と思われないためにはどうすればいいだろう、と悩む女性は意外と多いものです。
依存された側はとても負担に感じやすく、「このまま一緒にいるのはしんどいな」とあなたとの付き合いを後ろ向きに考えてしまう危険性があります。
彼と末永く一緒にいたいのであれば、彼の方からあなたを頼りたくなるような自立した女性を目指しましょう。
そのための、彼氏に依存しない女性になれる方法をを8つの項目に分けてご紹介します。
1:恋愛以外に打ち込めることをする
彼氏に依存しなくて済むようになるために、恋愛以外に打ち込めることを探しましょう。
まず依存心というものはあなたがこれまで生きてきた中で癖づいたものですから、依存心そのものを捨て去るというのはそう簡単ではありません。
ですから依存する対象を彼だけに集中させるのではなく、分散させることで面倒くさい女を卒業させるというスタンスになります。
彼に依存してしまうというのは、今はそこまでのパワーを注ぎ込める対象が彼しかいないからです。
彼以外の人とする連絡は楽しくないし、新しい服だって彼のことだけを考えて選ぶ、休日の予定も彼が最優先。
そうして彼中心の生活になると、そのうち「あなたらしさ」が失われていってしまいます。
しかし元を辿ってみれば、彼はあなたが彼に依存する前のあなたらしいあなたに惚れたはずです。
ですから、これからはあなた自身がしたいこと、やってみたいことに積極的にチャレンジしていきましょう。
今いる場所から動き、少しでも環境を変え、自分に新しい風を吹き込むことで、不思議と少しずつ自分に自信も持てるし彼中心の考えが改まります。
例えば、
- 休日は彼とのデートより友達との予定を入れる
- 仕事終わりに同僚や友達と飲みにいく習慣をつける
- 学生時代にやっていたスポーツを始めてみる
- 料理や資格の勉強などの習い事を始める
- ものづくりの趣味ならフリマサイトに出品するなどして人に見てもらうようにする
このような取り組みがオススメです。
あなたが彼のことを考えなくて済むぐらい何かに没頭できるかどうかがポイントなので、チャレンジするものはなんでも構いません。
彼と一緒にいない時間でも楽しく過ごせる土台を作り上げましょう。
2:自分が彼に何を求めているか?を自覚する
依存心を持ってしまう理由として「私を分かってほしい」「受け入れてほしい」という深層心理が関係しています。
例えば、
- 自分が彼を愛しているのと同じくらいのテンションで愛して欲しい
- 彼にしか心を開けないという自分の孤独を理解し、大事にして欲しい
- 自分がどれだけ彼を大事に思っているのか分かって欲しい
こういった気持ちがあるということです。
だからこそ、彼に尽くすことで自分を分かってもらおうと無意識に依存してしまう面があります。
この「分かって欲しい気持ち」を無視したまま、依存心を捨てようとしてもなかなかうまくいきません。
ですから、自分は彼に何を求めているのか?をまず自分で理解してあげましょう。
そうすると彼に必要以上に尽くしたり依存しすぎることがなく、必要最小限の愛情表現で済むので気持ちがとても楽になります。
例えば「彼に自分と同じくらい愛されるような付き合いがしたい」というのであれば、
- 彼はどんな愛し方をする人なのか、彼の愛情表現を自分の価値観で無視していないか
- 自分は尽くす以外に彼に愛してもらえるような魅力を身につけているのか
- 男性が追いかけたくなるような駆け引きができているか
こんな風に自分の行動を振り返ってみましょう。
意外と、振り返ってみると自分の愛情表現が求めていることに対して的外れだったりするのに気づけるはずです。
3:「与える愛情」の喜びを知る
依存をすることによって苦しんでしまう人は、実は「与える愛情」よりも「愛情をもらうこと」を求めています。
先ほどの項でお話ししたように、相手に「分かってもらいたい」と思う気持ちがあるので、いわば見返りを求める愛情表現になっているのです。
ですが、それは決して悪いことではありません。
あなたは今、自分のキャパシティ以上の愛情表現をしているために、彼からも愛情をもらいたくて依存をしてしまっているだけなのです。
彼のために予算以上のプレゼントを用意したり、友人関係を後回しにしたり、無茶なダイエットに挑戦したりしてないでしょうか。
つまりは頑張りすぎな状態なのです。
頑張りすぎるくらい頑張れば、その見返りが欲しくなるのは同然のこと。
そこで、見返りを求めないような「与える愛情」がいかに気持ちのいいものなのか学んでいきましょう。
気分良く与える愛情だけで満足するには、自分が苦労しない程度の愛情表現をすることです。
例えば、仕事で疲れている時に彼に誘われても自分の体調を優先して断る。
でもその代わり、LINEやメールではなく彼に一本電話をかけるという手間をかける。
こんな風に、あなたが無理せず恋愛を楽しめるように「あなた基準」で彼と付き合っていきましょう。
4:思い出の品を整理する
彼との思い出の品を整理することも、依存心を手放すためには必要です。
なぜなら、思い出の品が多ければ多いほど彼との思い出が多いことを実感し、常に彼が身近な存在であると思い込んでしまうため。
簡単に言うと「こんなにたくさん思い出がある彼は自分のもの」という極端な考えになってしまいやすいのです。
ですから、本当に忘れられない思い出だけを心に留めるよう習慣づけましょう。
彼に依存してしまう人には、一緒に出かけた時にもらったレシートやレジャー施設の入場券など、もう使えないものでも大事に残しておく人も多くいます。
また、日頃からのメールやLINEのやりとりのスクショなども大事に保管しておくなど、「捨てられない女」になっているケースが多いです。
それらももちろん彼との大切な思い出の一つですが、せっかくなら彼からもらったアクセサリーなど、もっと厳選していきましょう。
何でもかんでも思い出としてとっておいては、せっかくの思い出にも特別感がなくなってしまいます。
思い出もしっかり必要なものだけを残しておくようにすれば、彼への愛情にも余分な部分が減って、愛しすぎることはなくなります。
5:自分で改善したい部分を紙に書き出す
彼への依存的な気持ちを手放したいのなら、自分のどんな部分が依存的に思えるか、改善したい部分は何かを紙に書き出しましょう。
古典的ですが、紙に書き出すというのは悩みごとを整理するのにとても役に立ちます。
紙に書き出すことで自分の悩みが視覚化できるので、
「いつでも読み返せるから、もう自分の中に留め置いて悩まなくていい」
と脳が判断してくれるので「彼に依存しちゃう私ってダメだな」と思い悩むこともなくなります。
また、改めて自分の悩みを言葉にして紙に書くので、「意外と私の悩みってシンプルだったんだな」と自分の頭の中で混乱していたことが整理されるという効果があります。
この記事をご覧になっている方は、きっと彼へ依存してしまうあなたの愛し方をどうにかしたくてご覧になっていることでしょう。
「このままじゃ彼に重いと振られそう」と悩んでいるかもしれません。
でも、自分で「どうにかしなきゃいけない」という危機感を持っているのなら大丈夫です。
この紙に書くというのはとても単純な作業ではありますが、自分を改善しようと思っている人にはとても役立つ自己改革の方法なのでぜひ試してみてください。
6:一人で遊ぶことの楽しさを知る
彼氏に依存しがちな人は、どんなことでも彼と一緒にしたいと思う傾向があります。
そのせいでちょっとした用事でも彼を誘いたくなり「しつこいと思われるんじゃないか」と不安に感じることもあったかもしれません。
どんなことでも恋人同士でできるというのは仲が良さそうで憧れる気持ちもあるでしょう。
しかし、男性にとっては何でもかんでも彼女と一緒というのは息苦しさを感じてしまうこともあります。
女性が「女子会」を楽しむように、男性にも男性同士だからこそ楽しめる環境というものがあるのです。
それに、彼氏との結婚も考えていきたいのなら、自立した女性にならないと家庭を任せられると彼に信用してもらえなくなってしまいます。
そこで一人で時間を使うことの楽しさを学んでいきましょう。
例えば休日、彼をデートに誘うのではなく自分一人で過ごしてみるのもオススメです。
その休日は自分の行きたいお店に行き食べたいものを食べたり、一日中すっぴんで好きな時に昼寝をするなど、思うままに過ごしてください。
誰に気を使うこともなく気楽でいられるのに、自分の時間を充実させていく感覚に気づいてくるはずです。
あなたが自分の時間を大事にすることができれば、彼が自分の時間を持ちたい時にも苦しい気持ちになることはありません。
はじめのうちは彼氏に連絡したくてたまらないかもしれませんが、これも彼に依存せず仲を深めるためには大切なことだと割り切りましょう。
7:彼以外の人間に目を向ける
彼氏に依存しているという自覚がある今、同じように「彼以外の人には全く興味がない!」という自覚はありませんか?
彼以外の男性はもちろんのこと、もしかしたら人によっては女友達に対しても以前ほど興味を持てなくなっているかもしれません。
このような状況にいるとあなたの世界には自分と彼氏しかいない状態になり、とても視野が狭くなってしまいます。
つまりどんどん彼への依存も強くなってしまうのです。
ですから、彼以外の人にも積極的に興味関心を持ち、親交を深めていきましょう。
もちろん、彼以外の男性に興味を持つといっても浮気目的ではありませんし、女性と親交を深めるといっても新しい人間関係だけにこだわる必要はありません。
学生時代からの友人、会社の同僚など、すでに交流のある身近な人と少し仲良くなれるように意識するというスタンスです。
普段連絡していなかった知り合いに声をかけて近況報告をし合うなど、簡単なことから始めましょう。
ただし、すぐに連絡できるような友人知人がいないのであれば、新しい人間関係を作ることも検討していくべきです。
その場合はLINEの趣味グループに参加したり、インターネット上で友人を作るなど、あなたの個人情報をあまり明かさなくても交流ができる手段でも問題ありません。
LINEグループなどはインターネットで検索してみるとすぐに出てきますので、時間があるときに検索してみてください。
8:「依存心を捨てなきゃいけない」と自分を追い詰めない
彼に依存してしまう自分を責めてはいけません。
また、なかなか依存しない自分になれないからと焦りすぎてしまわないように気をつけましょう。
なぜなら強迫観念に駆られてしまうと、やる気がなくなって逆に身につきにくいのが人の心というのもだからです。
依存心を捨てようと思ってもなかなか手放せないのは、彼に離れて欲しくないという不安のせいと言われています。
彼にべったりついていないと離れていってしまうんじゃないか、尽くさないと嫌われてしまうのではないかという無意識の不安があるのです。
しかし、恋人に依存をしなくても結婚をしたり幸せになれるカップルはたくさんいます。
つまりあなたは、こういった依存をしないでも幸せなカップルのように、依存をしない愛し方をまだ知らないだけなのです。
小学生が高校で習う数学の公式を知らなくても怒られることはありません。
それと同じように依存している自分自身を責めたり焦るのではなく、そんな自分を受け入れ
「とりあえず彼に迷惑をかけないように連絡は減らすよう努力しよう」
「依存しない愛し方が出来るまで、彼に結婚迫ったりしないようにしよっと」
こんな風に今できることだけに意識を向けましょう。
いくら依存心が強くても、彼に迷惑をかけなければ彼から振られるという最悪な事態にはなりません。
脱・面倒くさい女で彼に愛されれよう
彼氏に依存しなくて済むための8つの方法をご紹介しました。
一番最後の項目でお話ししたように、依存心はいくら強くても彼自身に迷惑をかけなければ振られるということはありません。
でも、それであなただけが依存心と戦ってツライ思いをする恋愛は決して楽しくないはずです。
ですから今回ご紹介したような方法で少しずつ自分と向き合いましょう。
あなた自身が自分と向き合うことで自分を客観視できれば、自然と面倒臭いと思われるような依存的な言動は無くなります。
あなたが依存して愛を求めるような付き合いではなく、あなたが自然体でいることで愛されるような付き合いを目指しましょう。